何かと言うと家系や家柄が話題になるイギリスは、今も根強い階級社会でもあります。
ここでは、悲劇のプリンセスと呼ばれるダイアナ妃とその息子であるウィリアム王子、ヘンリー王子の家系をご紹介します。
ダイアナ妃・ウィリアム王子の家系図
ダイアナ妃の家系図はどうなっている?
ダイアナ妃の実家はスペンサー伯爵家で、家柄としてはエリザベス女王のウィンザー家より名門と言われています。
イギリスに存在する多くの貴族との血縁関係を持つ血統で、王室関係者も少なくありません。
母方のロッシュ家は、アイルランドに屋敷を持つファーモイ男爵の爵位を継承しています。
スペンサー伯爵家には劣るものの、母方の家系も王室と近しい関係にあります。
生家であるパークハウスは王室から貸し与えられたもので、ダイアナ妃の祖母はエリザベス皇太后に使える女官でした。
実母と実父の折り合いが悪く両親の離婚も経験します。
後に継母となったレインも、ダートマス伯爵夫人の称号を持つ女性です。
ウィリアム王子とヘンリー王子の家系図は?
ウィリアム王子とヘンリー王子はウェールズ公チャールズとダイアナ妃の息子であり、エリザベス女王の孫に当たります。
チャールズ皇太子とダイアナ妃の子供は王子二人ですが、ヘンリー王子には父親に関する疑惑があります。
ダイアナ妃の不倫相手だったジェームズ・ヒューイット少佐が父親ではないかというものです。
ヒューイット少佐も自分の子だと公言したことがありますが、後にそれを取り消しています。
2005年頃に行われたとされるDNA鑑定では、間違いなくチャールズ皇太子とダイアナ妃の子供であると結果が出たそうです。
ただし、鑑定が行われたのか、結果が事実なのかについては関係者の証言のみで信憑性に欠けるとも言われています。
ダイアナ妃は華々しく由緒ある家系に生まれた、真のプリンセスと言えそうです。
二人の息子のうち、ヘンリー王子には家系に疑問があるものの母方の素晴らしい血を受け継いでるのは確かですね。