ウィリアム王子とチャールズ皇太子は実の親子です。
ですが、世界の多くの人が知っているように、ダイアナ妃のことを考えると複雑な感情を持っていても不思議ではありません。
不仲と伝えられることもあった二人の関係ですが、今の仲はどうなっているのでしょうか。
王位継承やロイヤルファミリーとしての問題もあり、なかなか簡単にはいかない二人の関係ですが、実際はどうなのか調べてみました。
イギリス王室の真の親子、チャールズ皇太子とウィリアム王子の関係って?仲は?
父親として二人の王子を守ったチャールズ皇太子
もともと冷え切っていたと言われる、ダイアナ妃とチャールズ皇太子の仲ですが、不倫の発覚などを経て、ついには離婚と言う結末を迎えます。
この時、ウィリアム王子は15歳、ハリー王子は12歳でした。
もう、世の中のことがわかり始めている年齢とはいえ、まだ若い2人。
受け入れなければならない現実でしたが、複雑な気持ちもあったはずです。
その後、1年ほどして、ダイアナ妃が事故で他界してしまいました。
ダイアナ妃が亡くなった事実をウィリアム王子、ヘンリー王子に直接伝えたのはチャールズ皇太子と言われています。
離婚していたとはいえ、二人の王子にとっては母親であるダイアナ妃の死を伝えるのは、皇太子にとっても辛いことだったでしょう。
出典:ウィキペディア
スキャンダラスな事故だっただけに、これをきっかけに王子に注目が集まるのも予測できたことです。
それをいち早く察したチャールズ皇太子は、メディアから王子たちを守るために尽力します。
ウィリアム王子は、そのおかげもあって辛い時期を乗り越えられたと大人になってから語っています。
ダイアナ妃の死後は寮生活などで一緒に過ごす時間は減ったものの、父親と息子としての距離は逆に縮まっていったようです。
チャールズ皇太子とウィリアム王子の現在はわだかまりもなく親子関係も良好
チャールズ皇太子がカミラ夫人と不倫しなければダイアナ妃との離婚はなかったかもしれません。
チャールズ皇太子とウィリアム王子の不仲説が囁かれるのは、それが一番の原因でしょう。
しかし、ダイアナ妃の死から時間が経っていることもあり、今ではわだかまりもなくなっているようです。
ウィリアム王子も家庭を持ち、チャールズ皇太子とは大人の男同士としてわかりあえるようになったのかもしれません。
公式に親子関係について伝えられることはありませんが、少なくともタブロイド紙を騒がせるような関係ではなさそうですね。
どちらかというと、カミラ夫人との関係の方がデリケートな問題のようです。
実は、その二人に板挟みのチャールズ皇太子が辛い立場なのかもしれません。
子供の感情としては大好きな母親を取り上げた父親ということで、チャールズ皇太子を憎く思ったこともあるでしょう。
ただ、人の気持ちは時間が経てば少しずつ変わっていくものですし、実の親子だからこそわかりあえる部分もあるのかもしれませんね。