イギリスのカミラ夫人と言うと、日本人の私たちにはちょっとネガティブな印象を持ってしまいますよね。
本国イギリスでも、カミラ夫人を擁護する人は増えてきたものの嫌われ者のイメージはなかなか消えないようです。
最近は好感度もあがってきているそうですが、単純に好きと嫌いでは言い表せない複雑な思いを持つ人も多いようです。
今回は、イギリスでのカミラ夫人に対する意識をまとめました。
イギリス人はカミラ夫人を好き?嫌い?その複雑な国民感情とは?
カミラ夫人の好感度は意外と高い?
カミラ夫人の好感度は結婚した2005年には最悪と言える数字でした。
愛人から後妻、ダイアナ妃の幸せを奪った女性という悪いイメージが消えないままの結婚だったので、仕方ないですよね。
でもエリザベス女王が皇太子の妻として認め出した頃から、少しずつ好感度が上がってきたようです。
二人の王子たちがカミラ夫人を受け入れたことも、国民感情を和らげるきっかけになったかもしれません。
再婚後は見違えるほど落ち着いたチャールズ皇太子とともに、カミラ夫人への攻撃的な批判も少なくなりました。
時間がカミラ夫人への嫌悪感も和らげた感じでしょうか。
王妃になって欲しくない国民が多数派
2015年頃、カミラ夫人とチャールズ皇太子の離婚話が持ち上がったことがあります。
結局は噂だけで終わりましたが、これにはカミラ夫人とチャールズ皇太子の結婚の経緯と王位継承が関係していたと囁かれています。
エリザベス女王は不倫、略奪婚で国中を騒がせたチャールズ皇太子に跡を継がせることを渋っているそうです。
そこで、カミラ夫人がチャールズ皇太子を国王にするために離婚を申し出たと言われています。
愛する人を国王にするためなら、自分が身を引いても良いというカミラ夫人は実はピュアな女性なのかもしれません。
元々、自分が王妃になりたいという野望を持っていたわけではないので、国王の妻という地位にもこだわりはないのでしょうね。
とはいえ、チャールズ皇太子が離婚したくないと言い張ったため、離婚話も立ち消えになったそうです。
カミラ夫人がチャールズ皇太子を大事に思っていることは確かなようです。
ダイアナ妃のことがなければ、夫思いの優しい女性と評価されるはずなのに残念ですね。