36歳で短い生涯を閉じたダイアナ妃にとって、ロイヤルウェディングの日は幸せの絶頂だったでしょう。
その幸せな日を迎えるまでダイアナ妃がどんな生活をしていたのか、生い立ちを振り返ってみました。
ダイアナ妃の生い立ちと王室に入る前の生活
誕生からチャールズ皇太子との出会いまで
ダイアナ妃は1961年に、名門貴族であるスペンサー伯爵家の令嬢として誕生しました。
以前から不仲だったといわれる両親はダイアナ妃が6歳ごろから別居状態となり、7歳の時には離婚してしまいます。
貴族の娘ということもあり父親に引き取られたダイアナ妃は、物質的には何の苦労もない状態で育ちます。
ただ両親の離婚がタブロイド紙に掲載されるというのは、幼い子どもにとってショックな出来事だったでしょう。
成長したダイアナ妃は、上流階級の女性が通う寄宿学校で学びます。
王族も通うほどの名門校で上流階級の女性としての教育を受け、さらにはスイスの花嫁学校にも通ったそうです。
姉の恋人だったチャールズ皇太子との結婚
チャールズ皇太子とダイアナ妃は、恋人同士になる前に一度会っています。
ただし、その時チャールズ皇太子は姉の恋人でした。
正式な出会いは王室が開いたパーティーで、その再会が恋人同士になるきっかけでもありました。
姉の恋人と付き合うのは勇気がいりそうですが、姉妹共に全くわだかまりを残していないようです。
自分が二人のキューピッドになったと姉が話すくらいなので、ダイアナ妃も遠慮せずにいられたのかもしれません。
1980年にはエリザベス女王との面会も果たしますが、当時のダイアナ妃は19歳です。
いくら貴族の出身とはいえ女王との面会では緊張したでしょうが、写真ではそんな素振りを感じさせません。
再会から約2年ほどで、ダイアナ妃が正式に王室メンバーとして迎え入れられることになります。
王室入りするまでのダイアナ妃は、貴族のお嬢様として普通の生活を送っていました。
恵まれた家庭に生まれ、王室の一員になれた時には不幸な最期を迎えるなんて想像はしなかったでしょうね。